いくらもらえて いくらかかった?
受給金額と弊所への報酬についてのモデルケース

モデルケース01

男性 / 20歳到達時の申請
障害基礎年金2級受給

どんな障害?知的障害・発達障害

初診日の状況は?未成年

<もらった金額>
決定年金額 (年額)816,000円
<かかった金額>
実費 受診状況等証明書1通5,000円、診断書代1枚7,000円
社労士への報酬額 136,000円
かかった総合計 148,000円
一言コメント:
20歳前に初診日があるため、認定日の診断書は20歳誕生日前後3か月以内のものが必要になります。幼少期に通った病院の初診日証明と診断書を取り寄せ、20歳の誕生日から間もないタイミングで書類を提出し、受給が認められました。

モデルケース02

女性 / 20歳代前半
障害基礎年金2級受給

どんな障害?知的障害・発達障害

初診日の状況は?未成年

<もらった金額>
決定年金額 (年額)780,900円
初回年金振込額 (遡り分含む)約150万円
<かかった金額>
実費 受診状況等証明書1枚1,700円・診断書代 2枚 計16,000円
社労士への報酬額 309,100円
かかった総合計 326,800円
一言コメント:
5歳の時に受診した療育センターで初診日証明を取得、20歳当時の診断書と現在の診断書の合計2通を提出して、約2年半遡って請求が認められた事例です。

モデルケース03

男性 / 20歳代後半
障害厚生年金2級受給

どんな障害?うつ病

初診日の状況は?未成年だが厚生年金加入中

<もらった金額>
決定年金額 (年額)1,084,700円
<かかった金額>
実費 受診状況等証明書1枚2,200円、診断書1枚14,000円
社労士への報酬額 180,000円
かかった総合計 196,200円
一言コメント:
初診日が20歳前でもその当時に働いて厚生年金加入中であれば、障害厚生年金を請求することができます。

モデルケース04

女性 / 20歳代
障害基礎年金2級受給

どんな障害?うつ病・発達障害

初診日の状況は?20歳以降学生

<もらった金額>
決定年金額 (年額)816,000円
<かかった金額>
実費 受診状況等証明書1枚3,400円 診断書1枚 8,000円
社労士への報酬額 136,000円
かかった総合計 147,400円
一言コメント:
初診日が20歳以降の学生で、なおかつ国民年金保険料の学生納付特例制度を利用していた方は障害基礎年金を請求することになります。

モデルケース05

男性 / 30歳代前半
障害厚生年金3級受給

どんな障害?うつ病

初診日の状況は?厚生年金

<もらった金額>
決定年金額 (年額)589,000円
<かかった金額>
実費 診断書1枚 10,000円
社労士への報酬額 100,000円
かかった総合計 110,000円
一言コメント:
初診から同じ病院に現在も通院されていたため、「受診状況等証明書」(初診日に関する証明)が省略可能です。診断書1枚のみの実費となりました。

モデルケース06

女性 / 30歳代前半 / 子あり
障害基礎年金2級受給、加給あり、5年遡及あり

どんな障害?統合失調症

初診日の状況は?国民年金

<もらった金額>
決定年金額 (年額)1,023,700円
初回年金振込額 (遡り分含む)約535万円
<かかった金額>
実費 受診状況等証明書1通2,500円、診断書2通(認定日・現在)計15,000円、戸籍謄本450円
社労士への報酬額 665,000円
かかった総合計 682,950円
一言コメント:
初診日から月日が経過しており転院もある方でしたので、受診状況等証明書を取得できるかがポイントでした。
受診状況等証明書で初診日を確認し、認定日頃の受診状況から請求ができるのでは?となり、診断書2通を取得し遡及請求を行いました。
また障害認定日後にお子様もいらっしゃるため加給年金の請求のために戸籍謄本を取得(子の誕生以降、加算額あり)かかった費用は若干高かったものの、認定日請求ができ、5年分の年金を遡って受給することができました。

モデルケース07

男性 / 30歳代後半 / 妻子あり
障害厚生年金2級受給、加給あり

どんな障害?うつ病

初診日の状況は?厚生年金

<もらった金額>
決定年金額 (年額)1,710,373円
<かかった金額>
実費 診断書1通7,500円、戸籍謄本450円
社労士への報酬額 285,000円
かかった総合計 292,950円
一言コメント:
初診日が厚生年金で配偶者と18歳到達年度の末日(3月31日)までの子がいる場合は、お子様だけでなく、配偶者(年収要件有)も加給年金の対象となります。

モデルケース08

男性 / 40歳代
障害厚生年金2級

どんな障害?双極性障害

初診日の状況は?共済年金

<もらった金額>
決定年金額 (年額)1,558,431円
初回年金振込額 (遡り分含む)約450万円
<かかった金額>
実費 受診状況等証明書1通4,400円、診断書2通17,600円
社労士への報酬額 718,300円
かかった総合計 740,300円
一言コメント:
初診日の時に公務員等で共済年金に加入されていた方は、その加入していた共済に障害年金の請求をします。
日本年金機構と手続きの手順や認定方法についてルールが異なる部分もありますが、診断書等の医師に作成してもらう資料については、基本的に日本年金機構に提出するものと同じケースがほとんどです。弊所では、各共済組合に個別確認し、手続きを進行しています。

モデルケース09

女性 / 50歳代後半
障害基礎年金2級受給

どんな障害?うつ病

初診日の状況は?第3号被保険者

<もらった金額>
決定年金額 (年額)816,000円
<かかった金額>
実費 診断書1通12,000円
社労士への報酬額 136,000円
かかった総合計 148,000円
一言コメント:
初診日の時に配偶者の扶養になっている方(国民年金第3号被保険者)は障害基礎年金の請求をすることになります。