知的障害で障害基礎年金2級を受給できたケース

相談者

  • 女性(50代)
  • 傷病名:知的障害
  • 年金種類と等級:障害基礎年金2級
  • 年間総額:約78万円

相談時の状況

早産・未熟児で出生、小学校は普通学級に入られましたが、他の生徒と同じように読字、書字、算数、時間や金銭の理解、運動ができなかったため、小学校3年生から特別支援学級に編入されました。その後、中学校まで特別支援学級に在籍されていました。

中学校卒業後は、アイロンがけなどの単純作業に従事されることはありましたが、かなりの困難を伴ったようです。

相談には5年前に結婚されたというご主人さまと二人でお越しいただきました。知的障害のことは重々承知の上で、結婚を決められたとのことです。最近、知能検査を受けたところ、IQ48の中程度精神遅滞であることが分かったとのことで、ご相談いただきました。

相談から請求までのサポート

相談イメージ

遠方(他府県)より引っ越してこられたばかりであったため、全ての書類の取り寄せを当事務所で代行させていただきました。

病歴就労状況等申立書においては、過去の就労では、作業指示が理解できない・文書は全てひらがなでないと読めないなど、職場の援助や配慮が不可欠であったこと、また、日常生活においては読字・書字・時間や金銭の管理などがいかに困難であるかを明記させていただきました。

結果

障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給