愛知県の障害年金の相談・申請なら名古屋総合社労士事務所

障害年金のご相談事例

ご相談者

男性(50代)

障害の種類

  • 自閉症スペクトラム障害

状況

  • 10年ほど前から、職場でのトラブルがきっかけとなり、心身の不調を感じるようになった
  • 10年前に精神科を受診、軽度発達障害と診断された
  • 学校卒業後から継続して厚生年金に加入している
  • 1年ほど前に体調不良により退職し、現在まで就労していない

ご相談の内容

「病歴・就労状況等申立書」を記載するときに注意すべきことはありますか。

「病歴・就労状況等申立書」は、障害年金請求者(またはご家族)が作成する書類で、審査において病状の経過や日常生活の状況を把握するための重要な資料となります。「病歴・就労状況等申立書」を提出する目的は、以下について申立てすることにあります。

  • 発病から初診日までの傷病の経過
  • 初診日以降の受診状況(途中で転院があった場合はその履歴)
  • 初診日以降の傷病の具体的状況
  • 初診日以降の就労状況

注意点1

発病から現在までのストーリーが途切れないように記載します。3~5年を一区切りにして記載しますが、入院や通院、障害認定日前後などの節目ごとに細かく分けて書くのも良いです。

注意点2

傷病の具体的状況を記載しようとすると、他人に知られたくないようなことを記載しなければならないことがあります。「病歴・就労状況等申立書」は、傷病の状態が障害等級に該当する状態になったと推測される時期、および障害の程度を判断するための重要な資料となりますので、できるだけ実情をありのまま記載されることをおすすめします。

注意点3

障害の程度を必要以上に重く見せようとして、医師の作成した受診状況等証明書や診断書の内容と矛盾するような記載があると逆にマイナスになることがあります。

注意点4

厚生年金加入中の就労状況について、本来はとても就労できる状態ではないのに、親族が経営する会社に在籍(勤務)している場合で、従来通りの報酬を得ているときは、その旨記載してください。

注意点5

先天性または先天性の可能性がある傷病は、出生時から記載する必要があります。

注意点6

以前に治癒したはずの傷病が再発・悪化した場合は、原則として最初の発病時点から記載する必要があります。

注意点7

過去に治癒した傷病が再発・悪化したことにより障害年金を請求する場合で、その傷病に対する最初の初診日が分からない(またはその当時のカルテが破棄されている)など、過去に治癒した傷病罹患を断ち切りたい場合は、傷病治癒後の社会復帰の状況を「病歴・就労状況等申立書」に記載してください。

ご相談をお受けして

「病歴・就労状況等証明書」の記載では、医師が作成した「受診状況等証明書」や「診断書」を軸に、これらの書類では見えない日常生活上の不自由さを記載していくことが重要となります。全体の流れを重視し、具体的に記載すると良いです。

当事務所に依頼いただいた場合、日常生活の状況を細かくお聞きし、その内容を元に当方で作成いたします。当方で作成した「病歴・就労状況等申立書」は、ご本人様、ご家族様に確認をしていただきます。間違っている点、おかしいと思われる点については遠慮せずご指摘いただくよう、お願いをしております。また、躊躇なく指摘いただけるような雰囲気をつくることが私どもの任務でもあると思っております。