後悔しないで!障害年金請求 社労士の選び方

※こちらの記事は2023年3月2日までの情報を元に作成しています。執筆時点以降の事情変更により記事の内容が正確でなくなる可能性がございます。
引用しているウェブサイトについても同様にご注意ください。

障害年金の請求をしようと考えられた方は、まず何から始めたらよいか、インターネット検索をされることが多いと思います。あるいは、お近くの年金事務所で請求手続きについて、一通り説明を受けられ、途方に暮れていらっしゃるかもしれません。

手続きが大変そうだと感じられた時、社労士への依頼を検討されることがあるでしょう。さて、インターネット検索で検出された、沢山の社労士事務所の中から、どの社労士を選んだらよいのでしょうか。はじめの請求が肝心ですから、後悔しないように選びたいですね。

  1. 障害年金を専門としている社労士かどうか?
  2. 障害年金請求代行の実績が豊富かどうか?
  3. 受給率●●%!と目を引くようなホームページになっていないかどうか?
  4. 手続き代行料金は明確か?契約書に明記されているか?
  5. 信頼できる事務所か?

1.障害年金を専門としている社労士かどうか

報酬を受け、障害年金の手続きの代行ができるのは、弁護士と社会保険労務士のみです。通常弁護士は障害年金手続きを受任することはありませんから、社労士の中からどの事務所に依頼するか?ということになります。

社会保険労務士資格を持っていても、障害年金の手続きを生業にできる社労士は、ほんの一握りです。弊所にご依頼いただいた方の中にも、「これまで(友人の会社社長の紹介で)大きい規模の社労士事務所だったから(信頼できると思って)依頼していたが、少しも手続きが進まない、解約してきたので依頼を受けてくれないか」「金融機関のツテで、社労士を紹介されて請求手続きをしてしまったが、●●の部分についてやり直してほしい」等の切実なお問合せが寄せられています。

弊所の障害年金専門社労士は、5年以上の障害年金請求業務の経験を有します。障害年金請求手続きを専門に行っておりますので、手続きの進行スピードも早く、依頼者様のお力になることが出来ます。

2.障害年金請求代行の実績が豊富かどうか?

障害年金請求を代行する社労士のホームページから、その社労士の実力を伺い知ることは、とても困難と感じます。なぜなら、相談実績や受給事例の記載が果たして本当にその事務所の真の姿なのか、解りえないからと言えます。

また、「相談実績●●件!」の表記が多くても、実際の請求手続きの経験が豊富かどうか、という点が大変重要です。10件の相談より1件の請求実績ということです。実際に手足頭を使って、依頼者の利益のために動いた経験が、社労士の真の実力として培われると考えています。

弊所では、名古屋市中区で障害年金請求業務を開始してから、300件以上の請求代行を行いました(2023年1月現在)。代行実務を行っている社労士は2名です。大規模に展開している社労士事務所では、請求件数がもっと多い場合もあるでしょうが、何人の社労士で行った件数でしょうか。あるいは、事務員任せの事務所もあると聞き及んでいます。表面の数字に惑わされないように、注意して依頼先を選びましょう

3.受給率●●%!と目を引くようなホームページになっていないかどうか?

このような表示には、ほとんど意味がないことに注意が必要です。受給率100%にするには、確実に受給できるような依頼者からのみ、契約をお受けすればよいことです。ホームページの華美な表示に惑わされず、実際に社労士と面談した結果、信頼できる事務所、人物像であるかどうか、あなたの目で確認して依頼先を選ぶことが重要です

4.手続き代行料金は明確か?契約書に明記されているか?

ホームページの料金表を確認しましょう。着手金の有無、事務手数料の有無、成果報酬の計算方法が掲載されていることでしょう。

障害年金の請求代行をお受けしてから、実際に年金事務所の窓口で書類を提出するまでには、様々な費用がかかります。医療機関や依頼者とやり取りする郵便代や、通信料、文書作成料、診断書代。社労士事務所が代理で医療機関や役所を行き来する際の交通費や日当はどうなっているでしょうか。実に細々としたお金が動くことを明らかにしたうえで、いつ、いくら支払う必要があるのかを確認する必要があります

弊所では、無料相談の際に、請求手続きにかかる費用、弊所にお支払いいただくお代及び成果報酬、代行内容を明確にお伝えしています。さらに、ご契約の際にはこれらの内容の書かれた「業務委託契約書」の読み合わせ、ご署名、ご捺印を頂いた上で、契約成立とさせて頂いております。簡素な契約書や口頭での説明のみといったことでは、後々に大きな問題が発生してしまうかもしれませんので、ご注意を

5.信頼できる事務所か?

障害年金の請求はご自身でもできます。社労士に依頼される場合には、端的に言えば費用が掛かることに異論ありません。では、なぜ依頼するのか。
それは、

  • 手続きの手間代(時は金なり。早く請求手続きが完了すれば、早く受給権が得られ、それだけ金銭的な利益が見込まれます)
  • 手続き途中で問題に直面した際に、解決するための知識代(これがあるとないでは大違いです)
  • 決定処分が妥当な結果なのかどうかの検証代(不服申し立てをすることに合理性があるか、今後の手立てとしては何があるのか、依頼者の立場で考え、ご提案ができます)

とお考え頂いてよいと思います。

「自分で請求手続きをしたが、不支給の結果通知が来た。何とかできないか、どうしたらよいか」
「何度も年金事務所に相談して、その度に足りないものがあると言われた、ここにはこれが書いていないと受付できないと言われて、心が折れてしまった」・・・等

年に何度もこのようなお問合せを頂きます。残念ながら、途中まで進んでしまった手続きや、一旦年金機構に提出された請求書類の方針を立て直す作業には、どうしても制約が出てきてしまい、お受けできないことが多くなります。最初からお問合せ頂ければ、このようなことにならなかったのに、と、口惜しく感じることもしばしばです。

弊所では、最初のご相談から障害年金専門社労士が、プライバシーの守られた個室でお話をじっくりお伺いし、事案の進行に際しては、チーム制による複数社労士での方針検討、請求手続きを行っております。

弊所は、総合法律事務所併設で、常に高いコンプライアンス意識の下、依頼者様の信頼を損ねることのないよう、日々邁進しています。

まとめ

昨今、名古屋地区においても、障害年金請求代行を掲げるホームページが増えています。障害年金の請求は、請求者様の一生にかかわる大事な手続きです。社労士選びを始めたということは、すでに請求手続きの第一歩を踏み出していると言っても過言ではありません。

いくつかの事務所を回られて、最終的に依頼先を決められてもよいと思います。大切なあなたの年金請求手続き、弊所障害年金専門社労士とともに進めてみませんか?お問い合わせをお待ちしております。