令和4年1月21日、総務省から「令和3年平均の全国消費者物価指数」（生鮮食料品含む）が公表されたことに伴い、同日、厚生労働省から、令和4年度の年金額が公表されました。

それによりますと、令和4年度の年金額（障害年金も含みます）は、法律の規定に基づき、令和3年度に比べ0.4％の引き下げとなりました。

年金額は、法律に基づき毎年見直しが行われており、具体的には以下のように改定されます。

（令和4年4月分から変更となります）

障害基礎年金
障害基礎年金　2級	月額　65,075円→64,816円（▲259円）
障害基礎年金　1級	月額　81,343円→81,020円（▲323円）

※1級の金額は概算値となります。

障害厚生年金
障害厚生年金 3級、2級、1級	マイナス0.4％となり、 具体的な受給額は受給権者により異なります。

障害年金生活者支援給付金
障害年金2級受給の方	5,030円→5,020円（▲10円）
障害年金1級受給の方	6,288円→6,275円（▲13円）

障害年金は、2カ月に一回、偶数月に前月までの2か月分が支給されます。
（例）令和4年6月15日には、令和4年４月分および5月分が支給

そのため、今回の年金額改定により、実際に年金受給額が変わるのは、
令和4年6月15日支給分からとなります。

6月上旬に、日本年金機構から「年金額改定通知書」が発送され、6月以降の年金額が通知されることとなっております。